スタッフブログ FUKUCHI REPORT
福地組のスタッフが住まいに関する様々な事を中心に日々の事、
業務、気がついた小さな事をご紹介します。
第回:2019.06.03[スタッフブログ]3Dパースってどうやって作られているの?
こんにちは!設計部の宮北です。
今回は「3Dパース(立体パース画像)って?」「3Dパースってどうやって作られているの?」についてご紹介したいと思います。
突然ですが、みなさんは「設計図」を見たことがありますか?
設計図といっても色々種類がありますが、例えばマンションのチラシや、アパートを借りるとき、簡単な「間取り図」を目にすることがあると思います。
お家を建てるときも、必ず「設計図」を見ながら設計士と間取りを用いて、打ち合せを進めていきます。しかし、設計図で建物の大きさや窓の寸法、部屋の帖数の説明をされても、設計図を見慣れていない&建築の専門用語を聞き慣れないお客様にとっては、空間の広さや長さ、そして高さなどを把握することは困難ですよね。
「建築といえば模型でしょ(^^)/」という声も聞こえてきそうですが、もちろん当社でも模型を作って説明することもあります。しかし、製作に時間がかかることと、変更の度に簡単に作り直せないということから、活用が少なくなってきました。
でも、「設計図だけではなかなかお客様にイメージが伝わらない!」ということで、設計図と共に完成イメージ図“3Dパース(立体パース画像)”もお見せするようになりました。
模型のように実際に触ったり、奥行きまでをも体感することまでは出来ませんが、パース画像からも空間や色合い、建物のデザインをイメージしやすくなり、お客さまがとても理解しやすくなりました。
さて、ここまでご紹介した『3Dパース(立体パース画像)』ですが、どうやって作られているのか気になりますよね。
実は、コンピュータで図面を描く「CAD(キャド)」という3次元専用CADソフトを活用し、外観パースや内観パースを作成しています。
設計図に連携しているCADソフトを活用しているため、建物の大きさや部屋の広さ、ドアや窓の大きさ、天井やキッチンの高さも縮尺が合っていることや、図面に変更があった場合もすぐに修正可能なので、次回打合せで、最新パースを確認することが出来ます。
もっとお伝えしたい機能や活用方法(スマホで3Dパースを見たり・・・)がありますが、これから少しずつ情報発信していけたら良いなと思っていますので、今後とも福地組ブログを宜しくおねがいします(^^)/