スタッフブログ FUKUCHI REPORT
福地組のスタッフが住まいに関する様々な事を中心に日々の事、
業務、気がついた小さな事をご紹介します。
第回:2024.05.27【スタッフブログ】技術伝承塾 Technical Transfer Academy 第5回目
業務改革推進課の橋本です。
福地組では、若手技術者のスキルアップを促す勉強会、その名も技術伝承塾を定期的に開催しています。
第5回目となる今回は、入社40年目近い大ベテランから5年目以内の若手に対して、「工事現場の近隣対応」についてレクチャーしました。
現場の整理整頓はもちろん、近隣のゴミも拾いながら周辺の方々にご挨拶する気づかいが、とても重要です。
そして、大ベテランともなると、その何気ないコミュニケーションの中で、どなたが在宅時間が長いかの把握も怠りません。
理由として、工事の途中で騒音振動で迷惑をかける可能性があるので、心配な場合は何度も近隣の方々に状況を説明することを念頭に置いているからです。
最近担当した現場での例では、周辺に学校が所在していたことから、
工事現場から産廃やゴミを回収する時に、なるべく子供たちが学校にいない休日の時間帯を選んで運搬するほど気を使ったそうです。
また、殺伐とした風景にならないように工事現場の外周にヒマワリを植え、その種を周辺の学校や保育園に配って喜んでもらうなどの工夫も行いました。
終わった後には、子供たちからこんなお手紙も。とても嬉しいですね。
普段なにげなくこなしている現場作業ですが、長いキャリアを通じた工夫に様々な気付きがあります。
なかなか簡単にはマネできないですが、若手の気づきと成長を促す良い機会になりました。
さあ、明日からまた頑張ろう!