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スタッフブログ FUKUCHI REPORT

福地組のスタッフが住まいに関する様々な事を中心に日々の事、
業務、気がついた小さな事をご紹介します。

第回:2024.09.09【スタッフブログ】街づくりアカデミー第3弾 「○○を面白がる会」

こんにちは!

7月27日と831日、2日に分けて行われた、街づくりアカデミー第3弾についてのレポートです!

イベントの詳細についてはコチラ

 

今回の目的は、フィールドワークを通じて、東町・西町の新しい面白いスポットを発掘すること。

 

 

フィールドワークが初体験のメンバーも多かったため、

株式会社さびらの石垣綾音さんと稲福さんをお招きして、フィールドワークに取り組む基本姿勢や、How toについてレクチャーを受けることからスタートしました。

 

まずは、石垣あやねさんのお話から。

2014年にハワイ大学を卒業後、2019年から街づくりファシリテーターとして活躍されており、

街づくりに対する強い思いがあります。

石垣綾音さんのプロフィールについてはコチラ

 

そんな石垣さんのプレゼンは、冒頭からミュージカルRENTの言葉を抜粋して強いメッセージ。

「外から人を集めるための場所をつくっても人は来ない。人々のための場所をつくると、人は集まる。」

 

 

これにはぐっと来ました。一見似たような言葉に思えますが、

例えば空き家をリノベして単に住む場所をつくっても、人は定住してくれない。

そこには来る理由が必要。大事なのは、その理由をつくれるか?ということ。

 

ハワイのカカアコのウォールアートが鮮やかなエリアと、アラモアナのラグジュアリーな街づくりを比較して、どちらが自分にあった街づくりかの問いかけ。

 

 

 

「どちらが正しい街づくりか?」ではなく、「どちらが自分に合っているのか?」

その時の気分や状況によっても訪れたい街の雰囲気は変わるため、自分のバイブス(感性)と響き合うかどうかが大事だそうです。

 

例えば、有名な「喫茶ランドリー」は、喫茶店とコインランドリーが組み合わさったような場。または、DJ会場になるコンビニ(レコードコンビニ)といった場もあります。

 

 

地元の人が、その街を思い切り楽しめているかどうか。

そして、自分が受け入れてもらえたと感じた瞬間、私たち自身もその街に訪れる理由ができるのかもしれません。

 

楽しみ方は人それぞれだからこそ、

今回のテーマは、「○○を面白がる会」、東町・西町を自分たちの視点で編集して面白がろう!

 

ということで、独自の感性で街の面白がり方を披露してくれたのが 同じくさびらの稲福さん。

 

 

テーマは首里について。

着目したのは、首里の歴史や景観ではなく「首里城の警備員」。

鳥に餌をあげて愛でる警備員や、来館者に情報を教えて長話する警備員など、まるでディズニーランドの「キャスト」のように、警備員を切り取る視点が面白かったです。

 

その中の1人の警備員が、隠れミッキーならぬ、首里城の石垣か石畳に隠れたハートロックを教えてくれるそうです。

 

 

さて、面白がり方を学んだところで、グループごとに実践に移ります。

 

そして迎えたDAY2 いよいよ発表当日。

 

トップバッターは、福地組がほこるゲーマーユニット。

ポケモンGOのルートに乗って、東町・西町のルートを辿ります。

70年続く昔ながらの商店や、昼カレー・夜Music barの隠れ名店など、新しいスポットが紹介されます。

 

 

また、別のチームでは、東町・西町のガチ中華が多いことに着目して中華料理店巡り。

 

 

港町の倉庫から、三重城タワーをフィールドワークしたチームの発表では、

倉庫会社の社長から、実はここが有名アーティストのPVロケ地として検討されていたエピソードを引き出しました。

 

マンションから見下ろすツタンカーメン、夜に謎に光るポスト、電柱が東町では地中埋設されているが西町では外に出ているチグハグなどなど、それぞれのチームの人たちが、多様な感性で東町・西町を面白がっています。

 

こうやってフィールドワークをしてみると、今まで気づかなかった一面が見えてきますね。

 

私たちが、Have a goo dayを通じて街を楽しむ活動は、まだまだ始まったばかり。

 

この街を通り過ぎていく多くの人たちにも、この街の来る理由を感じて頂けるように。

これからも、イベントを企画していきます!