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スタッフブログ FUKUCHI REPORT

福地組のスタッフが住まいに関する様々な事を中心に日々の事、
業務、気がついた小さな事をご紹介します。

第回:2022.02.25【スタッフブログ】空きビルの再生と地域の活性化

福地です!

 

現在、当社で所有する空テナントビルの再活用プロジェクトを、密かに水面下で進めています。

 

少子高齢化が進み、日本各地に多くの空き家、空きビル、空き事務所が増えています。

国の統計では、全国の空き家数が820万戸で全体の13.5%を占め、過去最高を更新し続けています。また、地方では、比較的中心地に近いビルでさえも空きテナントが散見されます。

 

当社は、街づくりを担う会社として、古くなった空きビルを「壊す」だけでなく「再生」をテーマに、建物を全く別の形で活用して、そこを拠点にして街そのものを活性化する、そんな新しい取り組み方がないか、模索しています。

 

そんな中、全国では各地で様々な取り組みが行われています。

今回は、空きビルを活用した先進的なプロジェクトとして、静岡県三島市の事例「三島クロケット」について、実際に中心となって取り組まれている加和太建設の関係者の方々に、オンラインでお話を伺いました。

 

三島クロケットについて:こちら

 

舞台は、築60年超の元々洋品店として利用されていた空きビル。

 

そこを、ABW(Activity Based Working)の拠点として再生したプロジェクトです。

 

東京へのアクセスが便利な三島市。

その地の利を活かして、「遊びに近い場所で働く」をコンセプトにしたコワーキングスペースができあがりました。上の階はレジデンスも備えています。

 

利用者向けのモビリティシェア(自転車)などもあり、釣りをしたり、トレッキングをしたりと三島市の魅力を満喫しながら働くことができます。

 

誰も見向きもしなかったか空きビルが、

三島市にヒトを引き寄せ、交流や定住を生み、更にその人たちが魅力を発信する場所に大変身。

 

ここが街のゲートウェイとなって、三島に活力を与える拠点となることを目指しているそうです。

加和太建設の本多さんや、コワーキングを運営するシタテの山森さんの楽しそうに語る姿が印象的でした。

 

ここ沖縄でも、逆転の発想で、空き不動産が街に活気を与える存在として生まれ変われるか?!

お楽しみに!