スタッフブログ FUKUCHI REPORT
福地組のスタッフが住まいに関する様々な事を中心に日々の事、
業務、気がついた小さな事をご紹介します。
第回:2023.11.24【スタッフブログ】~FUKUCHIの業務改革~ その後の進捗について
こんにちは!業務改革推進課の橋本です!
今年3月に産業振興公社様の主催のセミナーで生産性向上に向けた取組方針に関して、今回のブログでは、「①クラウド/プラットフォームの活用」と「②コアorノンコア業務に分けての業務支援の仕組みづくり」のその後の進捗についてご紹介します。
- クラウド/プラットフォームの活用
現場における資料共有を含めたコミュニケーション方法を改めました。従来は現場関係資料をオンプレミスのサーバーで保管しており、協力業者さんたちとの間で都度、事務所からメールで資料を共有していました。また、現場で確認したい場合にはあらかじめ端末にダウンロードしておくか、印刷した紙を持ち歩く必要がありました。
これらの手間を減らすために、クラウド上で案件毎に書類や写真の管理ができるとともに、チャットで手早く報告も行えるツールを導入しました。これにより現場へ出る前の準備が減るとともに、現場関係者と連絡を取る機会を1/3以下にまで減らすことができました!
この他にも、OCRツールによって予算作成を簡素化しました。従来は業者さんからいただいた見積の内容を基に原価管理ソフトに1つ1つ情報を入力していましたが、OCRによるPDF資料へのデジタルデータ化と、原価管理ソフトの一括入力機能を組み合わせることで、予算作成にかけていた時間も1/3以下に削減!
現在はさらにBIMを用いた設計・施工にも取り組んでおります。今後はこれを全社的に展開し、現場関係者の意思疎通の簡素化や、お客様の更なる満足度向上に繋げられるように検証していきます。
- コアorノンコア業務に分けての業務支援の仕組みづくり
公共工事などの大規模な現場においては、一般の住宅以上に膨大な種類の資料作成が必要となるため、現場の負担は大きくなります。これらの資料の作成はもちろん重要な仕事ですが、現場代理人のコア業務とは現場の安全・品質・工程・原価の管理であって、作成する資料の中には、これらに直接結びつかないノンコアなものもあります。
このノンコアな業務を棚卸しして現場から切り離し、業務改革推進課に集約することを実験的に開始しています。現場の担当者が、着工の準備期間で施工図の作成等のコア業務に専念する時間をつくります。
今後は大規模現場が着工した後のノンコア業務についても業務改革推進課でどこまで対応できるかを検証していきます。
生産性向上に向けた取組は少しずつながら結果を出してきています。
今回取り上げなかった取組みについても、今より実った成果をご報告できるように気合を入れてがんばります!