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【ニュース&トピックス】東海大学らと沖縄の気候に適した快適な住宅「ココウチ」の実証実験を開始

2022.05.13

【プレスリリース】

 


 

株式会社福地組(本社:沖縄県嘉手納町、代表取締役:福地一仁)は、2020年より提供している快適な木造住宅「ココウチ」に関し、沖縄県読谷村の体感ハウスにおける温熱環境の実証実験を本年5月より開始しました。

本実証では、東海大学(神奈川県平塚市、建築都市学部建築学科教授:高橋 達)、㈱カネカソーラーサーキットのお家(東京都港区、代表取締役:堀江康則)をパートナーとし、今夏における快適性、遮熱性、省エネ性などに関する実測データを取得、分析することで、沖縄に適した住宅環境の在り方を追求し、脱炭素社会に向けてココウチを通じた省エネ住宅の普及を目指してまいります。

 

【実証計画】

・実証ポイント:

ココウチ独自技術による断熱・気密・換気機能の効果検証 (詳細は以下)

  •   ①屋根外張断熱及び屋根裏空間の効果:ふく射熱の抑制による2階居室エリアの拡大効果
  •   ②基礎外断熱の効果:基礎コンクリート蓄冷による1・2階居室への冷房効果
  •   ③独自技術“構造躯体内通気”の効果:床下、壁内及び屋根裏が連通した躯体内通気による木材健全性維持の効果

・実証期間:20225月~202210月までの6カ月(予定)

 

【ココウチについて】

沖縄の高温多湿な気候においても、室内の温湿度をコントロールして、一年中快適な住み心地“ココ”チイイ・オ“ウチ”を実現する木造住宅です。

㈱カネカソーラーサーキットのお家が開発した外断熱・二重通気工法®「ソーラーサーキット®」の技術を導入して開発しました。柱や土台等の構造躯体の外側から、吸水しににくい発泡プラスチック断熱材で基礎、壁、屋根まですっぽりと覆うことで外気の影響から室内の環境を守り、独自の全館除湿・換気と躯体内通気の技術により、ジメジメした日もさわやかな室内空間で過ごすことができます。

また、ココウチは、太陽光発電や蓄電池と組み合わることでZEH(ネットゼロエネルギーハウス)になります。ZEHとは、住宅で消費する電力を太陽光などの再生可能エネルギーでまかなうことで、発電所から購入する電力を実質ゼロとすることができる脱炭素社会に対応した住宅です。

 

 


 

【東海大学 教授 高橋 達のプロフィール
2013年より東海大学工学部建築学科教授に就任。2017年にはオーストリア国立技術研究所客員科学者として活動。専門は建築環境学。建築学科で基礎教育を担当しながら、エコハウスに必要な冷暖房などにおける再生資源の活用、環境配慮型のライフスタイルなどについて研究。近年はコミュニティへのエネルギー供給も含んだ木質バイオマス活用の研究に力を入れている。住宅における環境技術の設計監修も行う。

 

 

▼本リリースに関するお問い合わせ  

株式会社福地組 担当:高良、堀川

TEL: 098-956-1437

E-mail: toiawase@fukuchigumi.co.jp