スタッフブログ FUKUCHI REPORT
福地組のスタッフが住まいに関する様々な事を中心に日々の事、
業務、気がついた小さな事をご紹介します。
第回:2016.11.15[スタッフブログ]セッション×セッション×セッション
お客様との一度の打合せで、4~5時間掛かる事もあります。
以前、グループホームの設計に携わった際に、スタッフの待機場所について、お客様と、考え方が違った事がありました。
私としては、生活用品など物が多くなるので、倉庫は大きい方が良いし、スタッフルームは居間と玄関に接するように配置されていれば、見守り体制として十分だと考えていました。
それに対してお客様は、倉庫を小さくしてでも、利用者の個室近くに、スタッフルームとは違う待機スペースを配置したいと言われました。
待機スペースを配置する事により、収納スペースが減り、ナースコールの表示盤が2台になるなど、費用の増がありましたが、長い目で見ると、職員動線が短くなり、利用者の動きを音でも感じる事が出来るので、深夜帯の人員でも、見守りが行ないやすくなりました。
お客様との数々のセッションによって生まれた経験や知識が、次のプラン、また次ぎのプランへと反映され、新らたな建物を生み出して行きます。
施設の設計・施工を専門に取り扱う施設特建班として、どんどん成長出来る事が、とても嬉しい限りです。