098-956-1437

平日 9:00~17:00 / 土日祝 休

スタッフブログ FUKUCHI REPORT

福地組のスタッフが住まいに関する様々な事を中心に日々の事、
業務、気がついた小さな事をご紹介します。

第回:2017.05.15[スタッフブログ]自分が好きなものを知ること

こんにちは!設計部の知花です。

 

今回は「自分が好きなものを知ること」についてお話ししたいと思います。

 

「マイホームを建てたいなぁ」と思い、どんな住まいがよいかご家族で考えた際、
父「小さくてもいいので、書斎がほしい」
母「料理をしながらリビングにいる子どもが見えるように、対面キッチンにしてほしい」
祖父「お祝いのときに親戚がたくさん集まるので、和室は8畳ぐらいほしい」
など、間取りについてのご要望は、いろいろ出てくると思います。

 

このような、ご家族のご要望をヒアリングしながら、敷地の形状、採光、通風、予算など、様々な条件を考慮し、間取りが決まります。間取りが決まったあとは、平面の間取りを立体的にしていくための打合せをします。設計士との打合せで、マイホームの形が出来上がってきたら、コーディネーターとのデザインの打合せに入ります。デザインと言われると、ピンとこないかもしれませんが、形だけのマイホームに、物を置いて全体の色づけをしていくようなイメージです。

 

デザインの打合せを始める際、「好きな色や好きなインテリアスタイルは?ご要望はありますか?」などとコーディネーターがお聞きすると、「間取りについては一生懸命考えていたけど、中身については……??」という風に、お好みやご要望がなかなか出てこない場合があります。

 

かく言う私も、マイホームをイメージしたときに、どういうインテリアにするか迷っており、将来建てるときに備えて今から、次のようなことをやっています。

 

まずは、雑誌、カタログ、ショールーム、インターネットなどで、住宅に関連するものを見た際に、『いいな~』と思ったものはとりあえず画像保存(もしくはカメラで撮る)、ということをやっています。そして、画像がたまったら整理して見直してみます。

 

すると、「明るく清潔感のあるリビングがいい」「寝室は落ち着いた大人の雰囲気がいい」など、初めはざっくりとした言葉でのイメージしか持っていなかったものが、画像の共通点を探すと「床は明るめで、壁は白にしよう」「寝室は間接照明がいいな」という風に、自分の好みやこだわりが見えてきて、具体的になってきます。

 

私の場合は、内装はシンプルで、ブラックのサッシの画像が多かったです。

house

ファッションに関しても私は同じことをやっていて、『いいな~』と思ったスタイリングをとりあえず携帯に画像保存し、見直しながら欲しいものを整理して、買い物に行きます。買い物の途中で気になるアイテムが出てきたときも、携帯の画像を見直して、本当に必要かどうか判断するようにしています。判断する基準を持っていると、ブレにくくなって、買い物の無駄が減ってきました。

 

家づくりも同じです。

 

住宅を構成している商品は思ったよりたくさんあり、実際家づくりがスタートすると、完成までの短期間で、様々な商品を「選択→判断→決定」していくことになります。その過程で、あれもいい、これもいい、となった場合に、元の基準に戻ってみて判断すると、ブレにくく、全体的に調和のとれた空間になります。

 

福地組のコーディネーターは、
①ご要望を把握し、②イメージを具体化、③商品を「選択→判断→決定」するという一連の過程をトータルな視点でサポートし、「心地よく、自分らしく暮らせる」空間を一緒に作っていきます。

 

まずはあなたの『いいな~』をお話しください。